ディープの波紋
…まぁ、なんだ、
- 検出された薬物は、日本では禁止薬物に指定されていない。
故に、「JRAのレギュレーションには抵触しないから日本国内のレースには出走可能」というのがJRAの見解。
これでは、海外からの視点では「クロのまま逃げ」と言われてもしょうがないよな…。 - 問題は、
- ディープが吸入治療を受けていたことは公表されている。
- 日本では禁止薬物に指定されていないどころか、人間の気管支治療には広く使われていても、動物用薬品でこの目的には同じ成分を持つ市販薬製品がなく、動物の治療に使われる例はほとんど聞かれないとの指摘がある。
- フランスではフランスの獣医資格を持っている者しか競走馬の治療に当たれない。
従って、フランスの有資格獣医が介在したか、無資格者が治療を行なったことが考えられる。 - フランスの有資格者なら当然禁止薬物と知って使う事はどういう事か判っている。知らないでは済まされない。
そうではなく無資格者が知らずに投与したという事であれば、「無資格治療」という事で失格になる。
やーれやれ。事態はどう転ぶのかな…?