さよなら故郷、裏切り御免!

今更になったので打ち明けますが、贅沢にも武田なら真田幸隆隊に配属されたかったのは書いたとおりで、昇進システムを知った時から狙ってました。別に本陣武将だったからではありません*1。出奔制限来る前であれば、もし真田隊でなかったなら仕官しなおそう、今となっては簡単に出奔できなくなってしまったので、心の故郷と決め込んでいた伊賀へ行こうかとさえ思っていました。
実は、このキャラの目標は、打倒織田だったのです。

  • 織田信長の伊賀の郷焼き討ち*2を起させずに織田を討つ
  • 伊賀実装前で織田と敵対しうる大国として武田に送り込む

という設定を脳内で考えていたのです。真田の忍びとして二重スパイとなるのもいいんじゃないかと。そんな、変な野望を持っていたわけです。
ところが群雄の歴史は、そうならなかった。一時期徳川に圧倒されていた今川は息を吹き返し三河に侵攻する勢い、勝手に「織田よりも人気薄かも」と思い込んでいた斎藤は実はものすごい人気国で今や中央の甲斐となる交通の要害で、織田に滅亡をもたらした群雄最強国家となってしまいました。これは期待が外れたことで、妖琥として空虚な思いとなってしまったと以前書いたのは、この事だったのです。
今、妖琥としては、川中島の合戦経験を通して、黄金時代崩壊直後の武田が有志一丸となって立ち上がり、ついには北条と共に好敵上杉を滅亡に追い込むことが出来たことを経験してきて、この武田に愛着があります。情が移るとは、くの一失格ですねw。しかしながら、最近池波正太郎の忍者小説を読んできて、私の頭の中での忍者像に微妙な変化が出てきているのも事実。丹波大介や杉谷於蝶のように生きるのもアリかと*3
千賀地殿、望月殿、石川殿、…裏切り御免!

*1:今まで最前線の原隊で苦労してうんざりだったというのは否定しませんが。

*2:天正伊賀の乱

*3:伊賀と甲賀の違いはありますけどね…