昨日は4(お見舞い)

実は木曜の晩に、親父からケータイにメールで、お袋が気管支炎を悪化させて入院していると連絡をもらっていた。
もらったときはメチャメチャ驚いて、しかも入院したのがその月曜で連絡遅くなった、なんて言ってたのですかさず電話入れて様子を聞き返していた。
その時はさすがに「風邪をひかないバカ」で通っている親父ですら、お袋から風邪をもらって声をおかしくしていたので、それ以上深く聞かずに電話を切っていたんだけど。
って事でせっかく近くまで来たんだから、お見舞いに寄ってみる事にした。
高校の最寄駅から実家の最寄駅まで電車で移動する間に、弟にメールで「病院の面会時間何時まで?」って問い合わせてみたけど、知らないみたいだったんで、「ちょっとググれ」って頼もうとしたら「今は無理w」って返事だった。ケータイサイトにも載ってなかったので結局弟の提案で病院に電話して聞いたんだけど*1、夜8時までとの事で当時1643時に実家最寄駅に到着、全然OKな時刻なので奇襲見舞い決行。
ってとこで病院の近くを通るバスの時刻表を見たら、1659時までない。15分もヒマ〜。
…ってんで、この短い隙を利用してちょっくら実家に顔を出す。弟は案の定PCでFFXIに興じていて(だからググれといっても断られたw)、親父殿は浜松に法事で出かけたとの事だった*2
wiiを買ったと聞いていたんだけど、横で早速ゼルダのデモが流れてた。
弟に「お袋、今は食事制限かかってないよな?」と訊ねて、たぶんかかってないとの事だったので、先程恩師宅でお返しに戴いた果物をお袋のところに持ってってやろうと思い、隣のスーパーにある\100ショップで果物ナイフを買っておこうと早めに実家を後にした。
…しかし、大急ぎで買い物してきたはいいものの、やっぱりバスは時間どおりになんか来なかったので、焦り損。
バス待ちの行列で交通局の兄→(c)に捕まってアンケートに答える事になったので、設問の中で思いっきり「時間通り来ねぇ」と返事しておいた。
やがて10分以上も遅れて来たバスに揺られること20分ぐらいかな?病院の近くのバス停で下車。
昨日ちょろっと書いたけど、横浜の市バスの最新鋭装備に驚かされた。
停留所に発着するたびに、車体の左側だけエアサス(空気ばね)を空気抜いて低くして、乗り降りの段差が低く楽になるようにして、でドアを閉める時にまた空気入れて元の(走行時の)高さに戻して発車するように工夫されてる。
自分はその左側の後輪の真上の窮屈な席にほぼ体育すわりに近いような体勢で乗ってたんだけど、バス停に止まるたびに「ぷしゅぅ〜」と自分が傾けられちゃって、発車するたびにまた「よっこらしょっと」って感じでもとに戻される違和感を思いっきり味わされたwww。
表通りから港湾道路の方に歩くこと5分ぐらいで病院に到着。
ここは、自宅最寄駅から徒歩15分ぐらいの線路沿いにあった病院*3と、もともとこの辺にあった港湾病院とが統合されて建て替えられた大病院。*4
例によって裏手の時間外通用口まで回らされて、携帯電話を切ってお見舞いバッジをもらって、病室のエリアを聞いてそこのナースステーションでもう一度受付…なんてまだるっこしい手順を経て、病室へ。
「…お母さん、起きてる?」とカーテンの隙間から侵入。予想した通り、「鳩が豆鉄砲喰らったような」びっくり顔で迎えられた。よかった、少しはよくなっているみたいだ。
なんでここに入院してるって判ったのと聞き返された。どうやら僕に心配掛けたくないから連絡するなと親父に言い含めていたのはお袋だったらしい。
早速だけど病状を聞く。予想した通り、気管支炎をこじらせて肺炎を起こしていた。
運悪く、初期診断じゃ肺炎なんてわからずに、近くの医院の休診日の兼ね合いで水曜金曜と違うところに2軒掛からざるを得なかったんで、週明け酷くなって親父に担がれるようにタクシーで病院に行って即入院、だったとか。
入院しても2日ほど良くならなくて、3日目に点滴が変わってから良くなってきたとの事。
なので、行った時にはすっかり熱は下がっていて、まだ咳が多少残っていた程度。
ただ、点滴には苦労させられたみたいで、左腕はうっ血だらけになっちゃってた。これはひどい
今日月曜の検査と明日火曜の診察次第では退院日が決まるらしい。
ただ歳も歳なんだし、むやみに早く出てきたって大変なだけなんだから、早く出てくるにせよ遅く出てくるにせよ、しっかり休んでしっかり直して、絶対に無理はするなと念を押しておいた。
肺炎とは人が死ぬ病気だ。mamaのお父さんは4年前の今頃に肺炎で亡くなった、本当に急だった。それに、お袋は先日亡くなった恩師と同い歳だと自分で言っている。もうそういう歳なんだからと言い聞かせた。肺炎なんて大病にもなって連絡よこさずに、後で言われた方が僕が心配しないだろうなんて思わないでくれとも。
…18時になって夕食の時間になってしまったので、うちでmamaとちびが鍋用意して待ってることもあるので、退散した。
正月にはちび連れて帰るから、それまでに元気になっててくれと言って。

時間が時間なので、病院から近くの私鉄駅まで、ワンメーターだけタクシーを使ってしまった。こういう時間は本当に惜しい。
どうも、ついた所で電車がトラブルで遅れていたらしく、折り返しなのにわずか十数秒の乗降時間だけで折り返していく羽目に遭っていた。すかさず飛び乗った。
あとは時間を最優先して、JRとTXを乗り継いで、ケータイサイトの乗換案内がはじき出した到着予想時刻よりも30分近く速く帰宅した*5

*1:その電話番号すらケータイサイトに載ってなかったので結局104して聞いたw

*2:居ようものならおふくろの入院もっと早く知らせてくれよと文句言おうかと思ってたのに…残念

*3:ぶっちゃけ、実は出生地だ

*4:先に訪ねた恩師は、最期はここで息を引き取ったのだそうな。生前、病院に通う時も、かつて教壇に立っていた学校の最寄駅からバスで通うのに、「駅前のあの店はまだあるんだな」等と懐かしみながら通っていたのだと奥さんから聞いた。さすがにこんな話はお袋にはできなかった。

*5:最後に乗る電車がTXなので、普通列車の間隔と同じ15分単位で結果が変わる。それだけ、経路選択では速い電車を選ぶことよりも、乗換えに要する(待ち時間も含んだ)一分一秒が最も重要になる。無料サイトの乗換え検索だと乗換え時間が余裕を見て設定されてるので、東京の運転頻度の高い路線では表示よりも早く乗り換えてより速く着ける